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閉鎖〜白い部屋〜
作詞 麻緒
「僕はそんな君が憎くて狂シメタわけジャなイ。」
あの人の一言で 救われた気がした
独りの部屋

今日が火曜日か お昼間かさえ分からない
光すら射さなくて 暗いこの空間
面会の 知らせも無い毎日です
私に出来る事はそう 想いを認めるだけ

真っ白だった薄い便箋 途切れる事の無い文字
この頃は黒くなって 貴方が見えません
封筒に入れた手紙を 飽きるまで抱き締めた
惜しみなく口付けて差し出すのは いつも小さな窓

ひやりと寒く 声の響かない部屋にも
慣れてきた気がします そんな思い込み
小窓から ぱたりと無機質な音
投げ込まれた封筒はそう 貴方からの恋文でした

赤い文字で○○へと 書かれていた手紙を
破れないようにそっと 開く度 笑顔
飾りの無い相変わらずな 一行の恋文(ラブレター)
落ちてきた剃刀にこびり付いた 貴方が愛しすぎて

「僕はそんな君が憎くて狂シメタわけジャなイ。」
あの人の一言で 救われた気がした
もう独りじゃないのね私 涙が滴ったわ
溢れ出す生温い温もりに身を委ね 眠ります

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2011/03/09
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コメント これは、白い部屋の後日談になります。
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