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モノクロノカゼ
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作詞 みるみる |
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過ぎ去りしモノクロの世界は 何も与えてくれない
望まなくとも 風とともに消えゆく運命(さだめ)
意味のない言葉たちを ただ連ねることに
何かを求め 失って
今はただ ただ
一人が怖くて 怖くて
立ち尽くす街の明かりを頼りに
道を探していた
完璧なさよならを
いつかこの手にしたい
それなのに
泡沫(うたかた)の世が
ただ愛しくて 愛しくて
ただ 遠くを眺めていた
声さえ持たぬ孤独の少女は 永久に歌い続ける
存在のカケラさえ 持てぬまま
小刻みに奏でる 沈黙の唄は
何を与えてくれるのだろう
永遠の微笑みに
意味はあるのかな?
膝を抱えて
涙に濡れた日も
それさえ 私の生きる意味になる
頼ればいいさ
皆が切り捨てた
心に眠る 淡い幸せに
ぬくもりはきっと そこにあるから
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