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さよならと言わないで
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作詞 双築癒唄 |
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「置いていかないで」
叫んだ声はただ
宵闇に消えていった
虚空を掴む手は
ただ虚しく
落ちる涙は貴方の
背中だけを写してた
伸ばした私の手は
無を彷徨い何も触れない
貴方のかつての
温もりも 優しさも
忘れていった
「置いていかないで」
叫んだ声はただ
虚しく響くだけだった
「置いていかないで」
叫んだ声はやがて
残響に変わっていった・・・
貴方を包んでいた
腕はもう何も
抱きしめてくれた貴方の
腕はもうどこにも無い
涙で滲む私の世界
全てが歪んで何も見えない
貴方の影さえも
声さえも 波の様に揺らいで
消えていった
「さよならって言わないで」
涙を零して言う私に
貴方は優しく頭を撫でた
「さよならって言わないで」
必死に叫んだ私に
貴方はそっと微笑んだ
「次のセカイでまた会おう」
優しく囁く貴方の声に
私は「嫌だ」と叫んだ
「次のセカイでまた会おう」
必死に叫んだ私の
唇に貴方はそっとキスをした
「置いていかないで・・・・」
「さよならって言わないで・・・・」
「次の世界でまた 会いましょう」
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