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作詞 maggie |
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何もない街を出たのは
ある夏の日のこと
引き止める人たちから
逃げるように電車に乗って
僕を縛る全てが
疎ましいと感じたあの頃
誰かが待っていてくれる幸せを
まだ知らなかったんだ
自分の持っている物差しは
間違うはずないと信じて
振り返ると
必ずあの街に僕はいたのに
いつから僕はいなくなったのだろう?
身を削りながら生きてる今を
僕は夢見ていたけれど
今、あの街へ帰りたくなるんだ
僕を待つ人たちの場所へと
戻れない道があると
僕は知っていたはずなのに
戻りたいと思ったとき
僕はその意味を知った
電車の窓から見える
長く続く景色を
少年の頃の僕は哀しく思ったんだ
振り返れば 必ずいた街を
僕はいつから疎ましいと思ったのだろう?
長く続くはずのない幸せを
一瞬ですら抱えきれず
弱さを隠す脆い盾は
今はもう見つかりそうもないよ
たくさんの荷物を抱えて
僕を待つ街を出た
不自由のないこの街には
温もりが欠けていた
振り返ると
必ずあの街に僕はいたのに
いつから僕はいなくなったのだろう?
身を削りながら生きてる今を
僕は夢見ていたけれど
今、あの街へ帰りたくなるんだ
僕を待つ人たちの場所へと
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