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金魚
作詞 風見一輪
ゆらゆら水の中
あなたの帰り待ってる
私はあの娘がお祭りで
ねだって買われた金魚
あの娘の置き土産

ゆるゆる時計が
あなたとの時間数え
私は尾びれをひらひらさせて
必死で愛を伝えてる
あの娘に負けてなんてないわ

ねえ あなた 苦しそうに 私を見ないで
あの娘を思い出させるなら
いっそ 私を殺してください

どうして気づいてくれないの?
こんなに紅く染まっているのに
私はあなたの宝物
嬉しくないわ あの娘の残り香なんて
やりきれないから

たゆたう毎日に
私はあなたを見つめてる
その髪 その指 その背中
あなたを愛してる
あの娘に負けてなんてないわ

ねえ あなた 切なそうに 私を見ないで
そんなに あの娘がいいのなら
いっそ 私を殺してください

どうして伝わらないの
こんなに紅く染まっているのに
忘れゆく思い出にさせないで
短い命 燃やして
あなたを愛しぬくわ

どうして どうして
こんなに身体を紅く紅く uh…
なぜあたしは金魚なの
人魚姫にもなれないの
あわれでちっぽけな金魚
短い命 燃やして
あなたを愛しぬくわ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2011/01/03
ジャンル 罩茗
カテゴリ 紊掩
コメント 夏祭りに金魚を買って、恋人と別れ、金魚だけが残された…。
その金魚は主人に恋をしている。
人間と金魚の結ばれない恋…。
そんな切なさが伝われば嬉しいです。
風見一輪さんの情報











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