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ピアノに愛を込めて
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作詞 SYOTA |
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1.
誰よりも好かれる娘が
盗みを犯した満月夜
まだ誰も知らないのは
カーテンに隠れていたから
嘘と事実は隣り合わせ
嘘と真実は交わらない
こんな安い言葉でも
頭を抱える人もいる
小鳥のようないじらさに
ラジオから流れるのはジョエル
疲れた声で叫んでる
僕にはこれしか能がないと
眠りにつく頃にまた会う
レコード回りてジョエル
疲れた声は聞こえない
何故かしら
一回り大きく 二回り縮こんで
私ただ一人で弾いている
固い鍵盤を叩いている
2.
いつの時代も変わることはない
新しい世代への嫉妬
何かしら比べたがり
非情にも棄て嫌う noise mm-
だから新世代の子らは
昔の言葉、音を嫌う
たった十数年前の
素晴らしいものさえ
濡れているのは涙じゃない
雨に濡れたわけでもない
気にしないでほしいの
辛いだけだからそっと
外で聞きたいあの声
私の伴奏に合わせ
疲れ果てた身体を
泳がせて
いつの日かこれもまた 消えてなくなるのならば
私ただ一人で弾かせて
白い鍵盤を叩くの
そしてあなたはまだノイズまじりの
疲れた声
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