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君にpresent
作詞 SNAKE
夏が終わる前に
どうしても笑わせたくて

儚く暗闇に溶け行こうとも

輝き
届けようと決めた


砂煙立ち込めて
沢山の人が押し寄せる

手を繋ぎ人混み掻き分けている対になる影幾つも

見てると切なくて

君を引いていた手が今は
此処に無い事

ただ虚しく

背けた視線の先に愛しい君を見つけて
呼び止めようとしても

声すらも無くした事に気付いてまた

悲しみが飲み込んでゆく


空を見上げる君の姿
宙ぶらり

支えになれて居たのか解らないけど

君が寄りかかる肩を持っていたあの時の自分が羨ましくて

総てを焦がす様に打ち上がった

ドーン


歓声が上がって
君の姿を探す

そこから見上げている空

消えない様に焼き付いてくれ

もっと強く強く


まだ、あと少し



どんなに願っても

流れる様に 空に足跡つけて落ちていく


ただ笑ってほしくて
燃えた身体冷やしながら
君を見守る


泣くなよ、離れられなくなる


僕の姿が薄くなるにつれて
君が見えなくなっていくよ

出会って最初に見た花火

繋いだ手と

君の横顔

"綺麗だね"って…

見上げた彩り華やかな空も

君の笑顔も

全て忘れたくないから



身を焦がす

夏の終わりに君を笑わせたかったんだ


だから笑って と

思い届くように願いながら


僕は風に流れた


一瞬君が笑っているように見えて

安心して眠りについた


此処に確かに存在した
2つの笑顔
たとえ形を変えようとも

君の幸せを

願う

願う


夏の終わりの切ない花火

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公開日 2010/11/06
ジャンル 荅鐚鐚
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