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温いバスタブと覚めた夢
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作詞 姫深月さだめ |
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繋がった体に途切れた言葉
愛された後はいつも口論で終わるだけ
どうしてだろう メールで囁いた「会いたい」
今の僕等、ただただ飽いたい
液晶の上でダンスする僕らは
いつだってどこだって触れ合いたいのに
ベッドの上じゃ生傷だらけ、傷だらけ
「傷ついてるのは、体じゃない」
気づけないまま朝を迎える
ナイフで刺すより君はもっと
的確に僕を弱らせる術を知っているんだ
もっと優しく キスをするだけで僕等二人
ずっとずっと幸せになれた
カンテラの熱より君の手の方が
暖かいと知っているのに触れないのは
僕等の足を視線の鎖が縛っているから
「あなただけのもの、だなんて」
言わなくてもわかっているのに
嘘で飾った記念写真も
繋いだ指先の冷たさも
鏡写しの孤独たちも
温いバスタブと覚めた夢も
みんなみんな 君のものなのに
繋がった体は途切れる言葉
愛された跡はいつも抗論で終わるだけ
どうしてだろう メールで囁いた「飽いたい」
今の僕等、ただただ愛たい
ナイフを刺すより君はもっと
的確に僕を弱らせる術を使ってるんだ
もっと優しく 「愛してる」だけで僕等二人
ずっとずっと強くなれた
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