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木枯らし
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作詞 鳥生 |
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北から来る風が まわって さよならをしてた
伏せるふりはできた 悲しく思い浮かべた
魚にも空の端にもなれないままで
飛び越えてゆけるからだは
どこかに忘れた
花の色を覚えて 白い夢を見たいな
ゆれる とおい景色の中にいたいな
くるりくるり砂場の船 もう呼んでないの
ほどけてはくずれ夕暮れ
合図を出してた
ゆめのまにいたんだね はぐれても ひとりでも
あわの音を聞いたら ここで待ってる
ゆるい霧があけたら 白い砂が満ちたら
はぜる記憶の中を およぐためのうろこを
みにくく生くあしたを
むかえうつ宵闇を
いつのまにかおもかげもないいまを
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