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A requiem
作詞 まもの
するとあなたは止まりました
そして私に歌いました
それを聴いても私には分からない


例えば歌いたいこと それは複雑な私のこと
メロディーはつけない 言葉としてぶつけたい

例えば美しいこと それは最期のあなたの顔
あれだけは何故か 本音として伝えたい

するとあなたは止まりました
そしてずいぶん安らぎながら
それを聴いても私には分からない


例えばぶつかったでしょ いつかあなたと私がまた
それぞれの「自分」に 喧嘩より痛かったよね

「平等」の嵐の中 ひと際凄かった光は
冬空の病室で 私にしか分からなかった

すると私は止まりました
そしてあなたを向きました
それを返してもあなたには届かない 会いたい


ずっと隣りにいたあなた 振り返らず 昇っておくれ
そこにいなくても届かなくても 渡すから 安心して
生まれてくれてありがとう 大丈夫 出会えたから

すると私は止まりました
そしてあなたを向きました
聴こえたままあなたへと歌いました

するとあなたは止まりました
そして私に歌いました
それは温かいさよならの唄でした

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公開日 2011/01/13
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さよならの唄です。レクイエムって感じではないと思います。。
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