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月夜烏
作詞 J'Soul (ジュゾウル)
透明な静寂(しじま)に吹き抜ける風は冷たくて
口からこぼれる呼吸音が 切り取った時間の波を揺らして
虚空を流れる一羽の烏(からす)が
月を見つめて高く鳴く
黒い瞳が月を映し
夜空に…深く…紅く咲く
漆黒の体が月の影になり
硬質の羽音が雲の群れを呼ぶ
月にときめいた月夜烏は
悠久の丘で一羽鳴く…

星影の雑踏で佇む姿は闇に紛れ
確かな存在を示すのは 地上に刻んだ鉤爪の痕だけ
夜と戯れる一羽の烏が
月に届けと高く鳴く
研いだ嘴が霧を食む
薄くて…淡い…幻を
漆黒の体が月の影になり
硬質の羽音が雲の群れを呼ぶ
月にときめいた月夜烏は
悠久の丘で一羽鳴く…

楽園の片隅で交わした約束に
月夜烏は歌を捧げる
愛を捧げる…

漆黒の体が月の影になり
硬質の羽音が雲の群れを呼ぶ
月にときめいた月夜烏は
悠久の丘で一羽鳴く…

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2010/09/23
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