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トラウマ
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| 作詞 J'Soul （ジュゾウル） |
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朝から目の奥がどうしてもかゆくて
我慢出来ずに眼球を取り出して指を突っ込んだ
瞼の裏にこびりついていた記憶が
気付かぬ内に黄色く膿んで脳みそに爪を這わしてた
大げさな悲鳴を上げた幼い過去を
現在の僕はひどく冷めた目をして見つめ続けた
誰のせいなのか黄色い絵の具のチューブから
黒い絵の具が垂れてきて大切な絵を台無しにした
一度塗り込めた色を消す 都合の良い魔法は僕にはなくて
筆を何度も叩きつけた 上から別の絵の具を塗りたくった
ごまかしのきかない本音に向かって 『あっちへ行けよ！』と中指を立てた
両耳を塞いでも聞こえ続ける 泣き声に頭は狂いそうだった
だから声高く止めどなく笑った 心も体も麻痺しても笑った
自分の指すら見えぬほどに暗い部屋
どこにあるかも分からない壁に押し寄せる不安を感じ
明かりを求め感覚だけの足を上げ
そこに床があるかどうか何度も爪先で確かめる
唐突に放り出される空中散歩
為す術もなく落ちていく浮遊感に恐怖を覚え
何が間違いだったのか遠ざかる世界で
大口を開けて横たわる皮肉な亀裂に涙した
自由自在に空で踊る 都合の良い魔法は僕にはなくて
腕を必死で振り回した まるで溺れる鳥の様にもがいた
ごまかしのきかない本音に向かって 『あっちへ行けよ！』と中指を立てた
両耳を塞いでも聞こえ続ける 泣き声に頭は狂いそうだった
だから声高く止めどなく笑った 心も体も麻痺しても笑った
都合の良い魔法は僕にはなくて
ごまかしのきかない本音に向かって 『あっちへ行けよ！』と中指を立てた
両耳を塞いでも聞こえ続ける 泣き声に頭は狂いそうだった
だから声高く止めどなく笑った 心も体も麻痺しても笑った
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