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愛も孤独も理想も嘘も…
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| 作詞 J'Soul （ジュゾウル） |
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想像出来るものは全て 叶えることが出来るものだと
遙か昔に誰かが書いた何かの本で読んだんだ
実現出来るものはいつか 必ず壊れてしまうものだと
遙か彼方に誰かが置いた汚い本で読んだんだ
そしてとても幼くて そしてとても無力な僕は
僕が想像するものは必ずいつか壊れてしまうと 何よりも早く信じていたんだ
笑っているものは全て 幸せを生きているものだと
遙か遠くで迷わず歌う何処かの歌で聞いたんだ
生まれてきたものはいつか 必ず死んでしまうものだと
遙か未来を夢見て眠る少女の部屋で聞いたんだ
そしてとても平凡で そしてとても淋しい僕は
幸せに慣れている人も必ずいつか笑えなくなると 何よりも強く思っていたんだ
頭ならずっと前から狂っているし 精神(こころ)ならずっと前からこぼれているよ
身体ならずっと前から崩れているし 希望など抱(いだ)く間もなく指の隙間から逃げていたよ
泣いて世界が変わるなら いくらでも涙を流してみせるさ
想いが枯れて涙を無くしているのなら 針を刺してでも瞳から紅い雫を流すさ
たったそれだけで本当に望みが叶うというのなら
手に触れられるものは全て 目で見ることが出来るものだと
きっと社会が認めた人の気取った声が言ったんだ
耳に聞こえるものは全て 耳がなくても感じられると
いつも小鳥の鳴き声を嫌う教師が手話で言ったんだ
そしてとても儚くて そしてとても小さな僕は
当たり前に出来る人はそのことの価値を知りはしないと 何よりも深く理解っていたんだ
悲鳴など今じゃとっくにかすれているし 嗚咽など今じゃとっくにありふれているよ
痛みなど今じゃとっくに忘れているし 悲劇など前触れもなく明日(あす)のベッドをさらってばかり
消してしまいたくないのは 未だ幼い僕の感情だけで
賢いフリをする大人びた経験が 何度も何度も僅かに残った欠片を削るけど
たったそれだけが本当の望みを見つけてくれそうで
世界に平等などは存在しない あるとするのなら誰にでも等しく降り注ぐ
不平等という名の平等だけで
それを知った所で何も変わらない 変わるとするなら意味もないのに世界を恨む
予言者たちの当たらぬ理想だけで
僕がそれを知ったのは とても古い記憶の最果てで
泣いて世界が変わるなら いくらでも涙を流してみせるさ
想いが枯れて涙を無くしているのなら 針を刺してでも瞳から紅い雫を流すさ
たったそれだけで本当に望みが叶うというのなら
消してしまいたくないのは 未だ幼い僕の感情だけで
賢いフリをする大人びた経験が 何度も何度も僅かに残った欠片を削るけど
たったそれだけが本当の望みを見つけてくれそうで
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