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嘘でも本当でもない、本当の話
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作詞 ユウ |
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投げかけた問いとその解は
嘘も本当も持ち合わせない
予定調和の禅問答は
思ったよりも上辺を撫でた
灰を集めて足場をつくった
高く高くあなたへ届けと
薄い理由を厚く重ねた
高く高くあなたへ届けと
よそ見しながら それでも確かに
持たざるは理由か それとも道理か
つまりは自分の内か外なのか
冷たく閉ざした瞳の奥に
永遠の記憶を痛みで残せ
賑やかな夜に昂れど
決めた覚悟が透ければこそ
聖夜のための街あかりでは
心はきっと弛まないから
終幕までを数えてみては
足らず届かず 頭を垂れて
最後の言葉を繰り返しては
かくも響かず 空に還って
後ろ姿が 嫌いな色でも
言えたこと 言えなかったこと
言いたかったこと 言わなかったこと
指の隙間から漏れる言葉を
手繰り寄せて 思い描いて
持たざるは理由か それとも道理か
つまりは自分の内か外なのか
冷たく閉ざした瞳の奥に
永遠の記憶を痛みで残せ
至らぬは地力か それとも魅力か
浅く儚く 嗚呼 ひとりあそび
優しく澄んだ笑顔の隅に
永遠の記憶を痛みで残せ
今宵の本当を確かに刻めよ
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