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花火
作詞 パローラ
「花火」


去年の今日も
この公園で
僕と君は
花火に火を燈したね
静かに燃ゆる線香花火が
君のお気に入りだったね

「先に消えたほうが負けだよ」って
いつも先に消えるのは僕で
でも今君は
先に雲の上に
消えてしまった

僕を好きだよって
花火のように照らしてくれて
お願い 消えた花火よ
もう一度照らして欲しい
君がいなくなって
花火のように 消えてしまって
一度消えた花火は
もう二度と燃えなくて・・・


来年の今日も
この公園で
僕は一人
花火に火を燈すだろう
優しく笑う君の笑顔が
僕のお気に入りだったよ

僕に「愛したほうが負けだよ」って
いつも君の愛が強くて
でも今思う
僕のほうが愛しているよ

君を好きだよって
涙の夜に叫んでみたよ
けれど僕の言葉は
もう二度と届かなくて
君が残したものは全て
花火のように消えてしまって
一度なくしたものは
もう二度と燃えなくて・・・


涙を流すたび その雫が・・・
ため息つく度 その息が・・・
淡く燃ゆる炎を
消してしまいそうで
怖いから


ずっと好きだよって
花火のように熱い愛を
お願い 君の元へ
一度でいい 届いて欲しい
二度と会えないって
心の中でわかってるのに・・・
・・わかってるから 余計悲しい
会えなくていい 笑っててほしい


来年の今日は
この公園で
僕は一人
花火に火を燈して
優しく燃ゆる線香花火に
君を重ね写しながら・・・

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2010/10/04
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カテゴリ
コメント 大事な人がいなくなる
それは体だったり
心だったり
魂だったり
自分の見える範囲、届く範囲、触れることの出来る範囲
そこから遠ざかる大事なものを
少し遅れて夏のラブソングにしました
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