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Last drawing
作詞 卓弥
絵を描いていた 扉を閉じたまま
真っ白だった1ページ 書き足される記憶

少し冷えた静寂の部屋に 揺り篭のような温もりが
まだ離れずに 燻る思い深めていった

この色彩が 生命を持って
置き忘れた時と共に動き出してくれれば
他には何も いらない


遠い風景画 まだそこに立っている
君が気掛かりで動けない 今何を思う?

訪れた季節がまるで昨日の 出来事だったかのように
忘れられない 灰色に濁る寒空の日

叶うのならば 傍にいてほしい
終わりゆく今日を同じ場所で見てみたい
あの季節の 片隅で笑っていた
知るはずもなかった愛しさを浮かべてしまう
そしてまた描く 行く宛てのない想い


この心に強さがあれば もう薄れていいよと
蝋燭の日を消してしまえるだろう As if the wind passed away.

そんな理想よりも 心に咲いた色が
置き去りにした愛を まだ探している


この色彩が 生命を持って
置き忘れた時と共に動き出してくれれば
他にはもう 何もいらない

会えるのならば もし叶うのならば
最後の時間を共に見つめていたい
肌寒くて この手が震えても
消せないままの姿をずっと浮かべたまま
描き続けている 行く宛てのない想い


絵を描いていた
扉を叩く音
真っ白だった1ページ 書き足される今日

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公開日 2017/11/02
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コメント Draw a
unrequited love
of the quarter-century.
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