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哀姫
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| 作詞 卓弥 |
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どうやって出会ったんだろうね
歩道歩くあの二つの幸せ
どうやってできたんだろうね
この理不尽極まりない世界
どうすればいいのかな
行く先知れない私は言う
どうすればいいのかな
宛もなく彷徨い疲れ眠る
何処かに向かうべき 理想郷があるなら
さあ、教えて。 教えなさい。
何度問い掛けても
鏡は静かなままだ
悲劇のナントカを演じたくても
道端の捨て猫にしかなれない
嘆きたくても 恥ずかしいから
溜め込んで吐き出せない
私、哀しい姫....？
壊れてしまえばいいのに
歩道歩くあの憎い影
消えてしまえばいいのに
この無慈悲で冷徹な世界....
カガミヨ セカイヲ ホロボシナサイ....
ムジヒナ セカイヲ ホロボシナサイ....
ワタシノ カナシミ ワカルノナラバ
ナミダデ セカイヲ ホロボシナサイ
演じてしまうのは 独りぼっちだから
ねえ、叶えて。 叶えなさい。
幾度縋り付いても
鏡は冷たいままで.....
この体に巣食う 病原体「U」を
取り除くための努力もしたけど
哀しみの元は そんなモノじゃなく
小さな小さな 拘り
悲劇のナントカを演じたくても
道端の捨て猫にしかなれない
嘆きたくても 恥ずかしいから
溜め込んで吐き出せない
私、哀しい....
姫にはなれない、猫にもなれない
冷たい風になり 吹き乱れて
哀しみの念を 吹き飛ばしたい...
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