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Destiny of play -カケラ遊び-
作詞 卓弥
消えた灯火は 暗い世界で たった唯一 輝いていた

目覚めたのは 生温い初夏の風に誘われて
思い出した時 繰り返してしまったと嘆き
涼しい風が吹いたとき それは何かの前触れ
衝動に駆られて 休む間もなく駆けだした
飽きるほど 浮かべた言葉・・・ 
「これで何度目だろう?」
我先にと生にすがり 平等に降り懸かった死に悶え
肩を抱きしめた 私がいた 友がいた 信じ合った仲間がいた

燃える灯火が 消える前に 一つだけでも やらなきゃいけない
颯爽と揺れる紅きは 運命を覆す 賽子(さいころ)
けど とても脆く 儚いから 
行く道を示すために 血に染めても カケラを残す


祭りの鐘が響いたとき それは悲劇の前触れ
絶望に侵され それでも今は駆けだした
吐くように 少女は呟く・・・
「もう間に合わないだろう」
罪人から救うのではなく 罪人も悪意から救う
私の決意は 命のため 友のため 愛した人のため

洗い流して 済むのなら 最初から 尽くしたりしない
疾走と吹ける若きは 運命を打ち破る 絆
けど とても脆く 儚いから
明日を掴まえるために 血に染まっても カケラ紡ぐ


消えた灯火は 暗い世界で たった唯一 輝いていた
運命の袋小路から 脱してくれた 最愛の光
けど とても弱く 細かったんだ
ゆらりと 吹かれては 消えた・・・

目覚めたのは 生温い初夏の風に誘われて
抱きしめたのは あなたを愛していたから

「来月のカレンダーは、一緒にめくってね」

燃える灯火が 消える前に 一つだけでも やらなきゃいけない
颯爽と揺れる紅きは 運命を覆す 賽子(さいころ)
けど とても脆く 儚いから 
行く道を示すために 血に染めても カケラを残す

血に染めても
血に染まっても
カケラを 紡いで・・・・

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2010/11/01
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コメント 「ひぐらしのなく頃に」をイメージして作詞しました。
「ひぐらし」の物語には、とても感銘を受けています。
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