|
|
|
息を止めて
|
作詞 傑木 |
|
世界中の愛がここに捨てられています ほらこっちには笑顔が溢れている
人の感情はどれも使い捨て 外面だけ整えたら終わりです
伝えたいことは隠して その内ただ忘れていくだけ
本当は言いたかったんでしょ? ありがとう……
心の底から笑えたのは いつの話だっけ
悲しいことを素直に悲しんでいたのは 心が純粋だったから?
世界のあちらこちらには 乾いた感情が転がっている
いつからか僕は人をやめた
小さな蟻を踏んでも 何も感じなくなった
泣いている子供を見ても 無視できるようになった
苦しんでいる人がいても それをゴミと思えるようになった
「愛してる」と言われても 本当にそうなのか信じられなくなった
人は息を吸って吐くごとに嘘をついている
信じられるのはただ永久の人 沈黙の闇は君の心を移すだけ
それは人が自分に嘘をつけないように 真実だけを語って
都合の良い解釈だけが残った まるで世の中の縮図を描いたような気分
見えないものを見ようとするから 見えているものを見落とした
信じられないものを信じようとして 大切な何かを信じることを忘れた
絶望ばかり追いかけて希望を捨てたのはなぜ?
期待しなければ裏切られないとでも思ったの?
世界中の哀がここに捨てられています ほらこっちには涙が溢れている
人の感情はどれも使い捨て 外面だけ整えたら終わりです
伝えたくなければ隠して その内ただ忘れていくだけ
本当は言いたかったんだ ごめんなさい……
息を止めて……信じてほしいと願った
|
|
|