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君と共に
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| 作詞 T_Kamm |
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「おやすみ」その言葉を言ってから
時計の針はもう一周して 今も時を刻んでる
窓から見た外の景色はまだ
どこか寂しい風が切ない声で鳴いている
ベッドにそっと置かれた
小さな君の手を少し強く握り締めた
微かな温もりが僕のすべてを
包み込んでいく
不思議だね
まるでアルバムを見ているかのように
思い出はひとつひとつ
鮮やかによみがえる
いつか二人で歩いた砂浜に
残した足跡
いつか二人で見つけた
誰も知らない秘密の抜け道
どれも今は残っていないけれど
君と共にいつでも思い出せるから
もう残っていないはずの
最後の力で僕の手を握り返した君は
僕が一目ぼれしたときの笑顔で
ずっと僕を見つめていた
この時に立ったとき
泣かないと一生に誓ったのに
どうしようもない やりきれない
想いが頬を伝う
何て言えばいいか分からないよ
今君へ出来ることは
君に負けないくらいの笑顔で
「おやすみ」と言ってあげることしか出来ない
君が本当に静かに眠ったら
その時は、誰に何と思われてもいい
君の隣で、ただ
声を上げて泣かせてほしい
君と共に過ごした最後の一秒まで
君を愛することが出来て良かった
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