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継ぎ接ぎ
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作詞 U-TA |
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部屋を出る 君の背中
狂おしい程美しすぎて
今まで 滲んでいたものが
やっと見えた気がした
君が置いていった
1年の記憶は
部屋中にこびりついたまま
僕の息を 喉を
詰まらせて行くんだ
溢れかえって また…
継ぎ接ぎになった恋は
悔やんで嘆く痛みさえ
都合の良い冷めた言葉で
隠して逃げた。弱かった。
音は残響 半分の部屋
染み付いた幸せの残り香が
どれだけ 滲んでいたのかを
やっと教えてくれた
僕が残してある
1年の記憶は
体の半分に溶けたまま
想いを 夢を 涙を
背負わせてくんだ
零れ落ちて また…
継ぎ接ぎになった過去は
褪せることなく、言葉さえ
飲み込んで 堕ちる暗闇に
沈んで消えた。忘れたかった。
満たされた内側に気付かないまま
甘い君との日々に溺れて
羨望と願望が同居する心に
君はさよならを告げた
継ぎ接ぎだらけの恋は
僕の体を縫ってくれたみたいだ
さようなら 二度と会うことの無い
君に呟いて 少し軽くなった。
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