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テスラ
作詞 あかね
知らない場所でひとり 輝きだそうと今意気込んでみたけれど
自分の周りに取り巻く空気は 孤独でないんだと意地を張っている

そうして避けていた他人との交わり 必要ないんだと高をくくり
結局残した足跡は全てが薄く 虚像に近かった

焦点を合わせづらい眼鏡を 似合わないながらもかけ 前を向いて
あやふやな世界観を 手を伸ばして取り繕うとする

見違えるほど明るく見える 新しい世界のうえで
立ち止まった末に見つけた 明日への色は何色?なんて
焦点の合わない瞳で光掴もうともぼやけてしまっているから
幾度も空回って そして汗かいて終わる わかんないから

もう誰一人も信じないから仲間とかいらないと強がったって
最後の最後の答えになって そこで自分すらも信じなくなるって

知らず知らずのうちに引きこもって耳をふさいでいた僕の中身は
向かい風を知ってそこで 少しだけ頑張ろうかなって気分になれた

必要のない度入りの眼鏡を忘れずにかけて世界見直して
そこで自分の世界も必要なんだねってわかったんだよ
ただ 変わらず今のままって言葉はそこらへんに捨て去って
穴のあいた道筋を 自分なりの文字で上書いて(うわがいて)いくんだね

素敵な感情を持っている 人間だから
一人でいるほうが楽
だけどそこで終わってしまうから

真っすぐ見据えた世界には
必要なものばかりだよって
気付いた 僕が 人間らしいから

必要のない度入りの眼鏡で少しばかり目を凝らしたら
そこがとても綺麗で純粋な世界なんだって気づいたんだよ
ただ 変わらず今のままって言葉はそこらへんに捨て去って
自分らしく造り直した鮮やかな色で塗りつぶしていくんだね

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公開日 2010/12/05
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コメント 全てを理解することは難しいけど
それでもその世界が綺麗だってこと知っているから
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