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最初の一歩
作詞 水月千桜
羨ましげに眺めた公園で遊ぶ子供達
私だけ仲間外れ 物語の傍観者

疲れ果てた鼓動が止まる時をただ待つだけ
私だけ仲間外れ 物語は始まらない

明日になればまた一人消えていくのだろう
悲しくもない私も早く虚空に連れて行って

何も出来ない私の生きる意味なんてないのに
どうして生きるべき人が先に消えてしまうの
生きている私は 涙も流せずに
一人空を見つめて滅びを待っている

羨ましげに眺めた曖昧な日記をめくって
少しだけ寂しくなって 物語を閉じ込めた

明日になってもし私が消えたとしたら
生きる価値のない苦しみで全てを書かれるのかな

何も出来ない私は最初の一歩が怖くて
そうして自分の意志さえもいつか消えてしまった
生きている私が 残せる私のこと
いつか全てが消えても笑顔でいたいから

雨の冷たさを感じて風の行方を探して
見知らぬ世界の数だけ笑顔の数が増える
生きている私が 残せる私のこと
いつか全てが消えても残るあの笑顔

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2012/10/28
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コメント ライトノベル、「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。」を個人的に解釈しました 第5章。
水月千桜さんの情報











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