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ヒラリ
作詞 syarin
穏やかな風が笑って
いつか君を連れ去っても
懐かしい香りと
切なさの余韻はずっと胸の中


騒々しいくらいの桜吹雪
あの日の後ろ姿
永遠のモノにしたら
二度と触れられない気がした


ヒラリと踊る悲しみが
心に降って温めてくれた
宛てもなく歩き続けた
君を思い出すためだけの桜道を




呆れるほど針は廻って
いつか君を奪い去っても
確かな温もりと
無邪気な声はずっと胸の中

目まぐるしいほどの桜吹雪
あの日の日溜まり
二人約束したんだ
二度と忘れたりしないよ

ヒラリと舞う思い出が
心を溺れさせるほど濡らすんだ
何となく手探りをした
何も見えないくらい滲んだ桜道で



夢には二つあって
寄り添って語り合ったこと
目が覚めたら1人ぼっちだったこと


ヒラリと飛ぶ花びらが
風に揺られながら空の彼方へ
あの日君を見送るように
やがて何もなかったように消えていった

最後の言葉さへ残さぬまま

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公開日 2015/04/07
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