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茜色の夏の終わり
作詞 syarin
風に添えた鼻唄を思い出した
いつかの夕暮れの末 語った夢があるの

静かに揺れる心は 二つの面影を映す
それだけで寂しくなるの 

君が笑ってくれた 小さな影を抱きしめた
あの懐かしき景色がいつまでも いつまでも


逢いたい それだけなのに嘘つきな世界は廻る
真っ白な心は あの日みた茜色に染まっていく



手を繋いだ温もりは汗水と流れた
高鳴る心臓の音は響く 二人の意味を奏でる

密かに隠した心は 君の涙を映した
それだけで悲しくなるの

夕暮れ空を仰いだ 遠くなる影を抱きしめた
ありふれた日常が 恋しいほどあの夏の景色に溶けていく


逢いたい それだけなのに臆病な世界は幻を創った
真っ白な心は あの日消えた思い出を染めていく



逢いたい ただ逢いたい それだけなのに
夏は終わりを告げて 茜空に帰っていく



風に添えた鼻唄を思い出した
いつか二人で奏でた夢は 結末も知らぬまま
茜空に帰っていく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2012/10/05
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