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窓の向こう側はこんなにも素敵だった
作詞 syarin
遠ざかる景色の彼方 笑う寂しげな顔
あの瞬間が消えないよう 大きく手を振ったのに

バス停の隅っこ 綴った言葉は確かなもの
ひと切れの紙と不安定な夢 鞄に詰めて手を振った

時計の針を自由に廻せれたら 永遠を創るのに
世界は残酷にも急ぎ足 乗り遅れることは許されない

僕を創ってくれた街 二人を繋げてくれた街
窓の向こう側はこんなにも素敵だった
綺麗な夕暮れの果てに 笑う寂しげな顔
この一瞬が消えてしまわないように 大きく手を振った



バスの窓ガラス 映画のように思い出を映す
川沿いの秘密基地と待ち合わせのバス停 胸に詰めて空を見た

時計の針を自由に廻せたら 距離をもっと縮めたのに
世界は残酷にも気まぐれ もう降りることは許されない

僕を包んでくれた光 二人を染めてくれた光
窓の向こう側はこんなにも素敵だった
いつの間にか夢の彼方 響いたのは震えた声
夏の陽射しに溶けてしまわないように 大きく手を振った


いつか帰れるだろうか 僕らを創ったあの街に
君はいつものように笑ってくれるかな 泣いてしまうかな

遠ざかる景色の彼方 笑う寂しげな顔
あの瞬間が消えないよう 大きく手を振った
綺麗な夕暮れの果てに 愛しい夏の匂いを感じながら
僕は大きく手を振った また会えますように って手を振った 

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公開日 2012/06/01
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