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生きるための代償
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| 作詞 S．T．rock'n隼 |
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僕達は多くのモノを得ることと引き換えに
胎内時代の記憶だけを失ってこの世界に生まれてきた。
僕達は多くの感情を覚えることと引き換えに
幼少の頃の素直さをいつしか失ってしまっていた。
僕達は多くの言葉を覚えることと引き換えに
幼少の頃の無邪気さをいつしか失ってしまっていた。
変わらずに、
あるものは限られた数だけど
それをいかに活かせるかが
勝負だってこと
僕はまだわかっていない
僕達はたくさんの情報を知ることと引き換えに
多くの煩悩に悩まされ日々、苦しみ繰り返す。
僕達は安全を求め続けることと引き換えに
青春時代の情熱をいつしか失ってしまっていた。
変わるもの、
数多のモノはそうだけれど
何が大切かを見失い
代償だってことに
僕はたぶん、置き換えている
だからこそ、きっと
僕達は災難と苦悩の陰りのなかに
微かな鼓動を感じられるのかもしれない。
変わりたい、
そう望めるような幸せに
気付ける日が来ると
胸を叩くんだ
僕達はたくさんの失敗を乗り越えて、引き換えに
ひとつ輝く「たしかなこと」を手に入れられる。
僕達はやるせなくて生きる意味を模索するけど
それでもまだ「僕」という意味はここにある。
だからこそ、きっと
変わるもの、
数多のモノはそうだけれど
何が大切かを見失い
代償だってことに
僕はたぶん、置き換えている
生きていこう、
焦ることも大事だけど
すべてを壊さないように
自分を見つめてよ
そして、
キミの前に現れるその課題は
生きるための代償かもしれないから。
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