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ハタラキネズミはドアノブにて
作詞 AJIDA-SAB
ドアノブに下がる首吊りロープ
あるネズミがここで生を終えた
誰もそんな事に興味は持たず
存在すら気付かずにドアを開けた

ただ生きようと駆け回っただけ
そんなネズミの生が誰の何になる?
彼は立ち止まってしまった、考えてしまった
そこにいるだけで嫌われる自分の存在

何がこんな世界にした?全ての命はフラット、鉄の塊が言う
誰がこんな自分にした?全ての命はフラット、肉の塊が言う
干からびたネズミの顔はもう誰にもわからないまま
気にもされずにゴミ袋に放られていく
それがお前の全てだろうか

”ネズミの死を悼む者はいない”
その心に怯え、死んでいく事が怖くて
150mlのペットボトルで命をつなぐ
”ネズミの為に泣く者はいない”
その言葉に怯え、棄てられることが怖くて
150mlのペットボトルで命をつなぐ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2010/04/19
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コメント 小さい生き物を見るだけで殺してしまおうとする人の心の恐ろしさから感じ取ったもの
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