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僕の道
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作詞 たくぼん |
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その日僕は中学に入学する日だった
胸の鼓動が押さえきれなかった
学校に行く途中、道は桜が植えられていた
桜道を通ると、桜はあたたかく迎えてくれた
入学の記念の写真も桜道をバックに撮った
ある日、僕は人生初の恋をした。
思いきって桜道に彼女を誘い、一言「好きです」と。
彼女は「うん、いいよ。」と言ってくれた。
僕はうれしかった。すごく!!桜も満開ですごくうれしかった
道、僕の道彼女と一緒に見た桜、これからも僕の道であり続けてほしい。そして僕を見守ってほしい
季節は夏になり、桜道は桜ではなく、葉になっていた
外に出たらすごく暑かったけど、桜道を通ると涼しい風がふいた。何より心が安らいだ。桜道に居ると、勉強、部活、不満が全部取り除かれたような気持ちになる。だから僕はここが好きだ。
道、僕の道僕はこの道が好きだ。これからも僕の道であり続けてほしい。そして僕を見守ってほしい
さらに、季節は秋になり葉も枯れる準備に入っていた
だんだん寒くなってきた。僕が通ると、風で枯れ葉が散った。
散った時、なんとなく「おつかれさま」って思った。枯れるぐらいまで僕を見守ってくれた桜道。
道、僕の道葉は枯れても、僕の道であり続けてほしい。そして僕を見守ってほしい
冬になった。葉は完全になくなっていた。桜道は雪をかぶり、幻想的な風景になっていた。雪がとても重そうだった。
この日僕は彼女と喧嘩してしまった。落ち込んで桜の木に座っていると、雪が降ってきた。その雪が僕を慰めているようだった。彼女に謝りに行った。彼女もごめんと言ってくれた。彼女と雪の桜道を見に行った。なんか心がハッピーになった。
道、僕の道雪の桜道、これからも僕の道であり続けてほしい。そして僕を見守ってほしい。
そして僕は新学年になり、また満開の桜道を歩いていた。
道、僕の道またこれからもよろしく。そして僕の道であり続けてほしい。そして僕を見守ってほしい・・・
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