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一つの大樹
作詞 えっくす
人の世界を眺めてる 一つの大樹が立っている

過去の戦火を切り抜けて そこにひたすら立ち続け
移り変わる人の世を 何も言わずに見つめてた

意味のない争いが生まれる理由を
大樹は誰よりも詳しく知っていた

 怒り 欲望 激しい感情 それだけのことで
 争いは生まれてゆく
 私欲よりも大切なもの それに気づかずに
 今日も争いの火は 消える事はない

ある日戦火が止んだ夜 太く力のない根元
座り涙する人を 何も出来ずに見つめてた

 涙 感傷 悲しい感情 これだけのことを
 争いは生み出すのだ
 愛しい人を失ったとて それは伝わらず
 今日も争いの火は 消える事はない


一瞬の命でも 一日の命でも
何百年生きようと 何千年生きようと
何万年生きようと 何億年生きようと
命の重さは皆同じ

 怒り 欲望 激しい感情 それだけのことで
 争いは生まれてゆく
 私欲よりも大切なもの それに気づかずに
 今日も争いの火は 消える事はない
 私欲よりも大切なもの 命に気づいたら・・・
 いつか争いの火が 消える事を信じて

人の世界を眺めてる 一つの大樹が立っている

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2010/12/22
ジャンル
カテゴリ 腓鞘馹
コメント 構成はABCSBSDS'Aです。なんか結構重いテーマです。個人的な思うと言うより、ある物語を参考にして作りました。「大樹(たいじゅ)」というフレーズを使うのは滅多にないですので、新鮮でした。
えっくすさんの情報











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