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マシュマロと焦げた煎餅
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| 作詞 ぽたま |
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温かいものに近付くと 一瞬で溶けちゃうんです
だから僕も君に近付くと カタチ残らず消えてしまうんです
食べられたくないの でも君には食べてほしいの
こんな矛盾どう思う？ こんな僕でも好きでいてほしい
そんなの例え話でしかない だって僕はお菓子じゃなくて人間だし
甘い食べ物なんかじゃなくて 君の扱い難い彼氏だし
たぶんどっちかって言ったら 焼きすぎて焦げた煎餅
苦くて 硬くて 原形さえわかんないくらいボロボロで
でも君もマシュマロみたいに甘くないから 釣り合ってないわけじゃないんだよね
あのさ 僕は煎餅でもいいからさ せめて焦がさないであげて
焦げたものなんて きっと頑固な君は食べてくれない
「いくら嫌いって言っても 一緒にいるんだから嘘ってわかるでしょ」
そんな不器用な君からのメール ああもう溶けちゃいそうだよ
何億分の一かわからないよ こんな不思議な人と出逢える奇跡
でもそう思うと 生まれてくることも死んでいくことも 奇跡の連鎖だね
僕がクサい話をすると いつも絶対聞き流される
肝心なところ 全部聞いてないから 「何？」ってもう君の口癖
教会でそんなことやったら 僕ほんとに泣くからね
ここまで来た道振り返ってみると 決して甘い恋なんかじゃなかったと思う
三日に一回の割合で喧嘩して 笑うことよりも泣くことの方が多かったね
分け合うことが下手くそだったから そうなってしまったんだけど
今一緒にいるから もうそれだけでいいよね
スイートよりビター やわらかいのより硬いの
何億という人より君 何億という人の中で出逢った二人
甘いようで苦い僕らの愛 そんな毎日です
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