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迷（まよ）い子
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| 作詞 KzC |
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今にも泣き出しそうな空を見上げたら
あの日のことを思い出したよ
あの時抱きしめられなかったこと
キミは今どう思っているんだろう
もう一度戻ることができるなら
強くキミを離さないのに
虚しく呟く心の声が
電車の音にかき消されてく
暗く沈んだ雲の中を
さまよい歩く僕は迷い子
あるはずもない面影を探して
二人歩いた道を行く
小さく黄色いたんぽぽが
今年も綺麗に咲いているよ
今もまだ残る胸の中
甘く切なく尊い記憶
できることならもう二度と
思い出したくない記憶
暗く深くに閉じ込めて
今も１人僕は迷い子
街の流れは足早で
立ち止まることすら許さない
自分の答えもわからずに
濁(だく)にのまれて今日もゆく
心を映す鏡のような
暗く沈んだ雲の空
どうかお願い僕の涙を
冷たい涙で隠してください
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