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宵闇にて想う
作詞 蜜玉
 今宵こそは脳天照らす黄金の月
 愛しい愛しい厭わしい貴方
 嗚呼、刃にも似た優しさに
 身を委ねてしまえたら


紅の果実 虚実の真偽
理は新たかか
魑魅魍魎も周りに寄りて
囲みせしは今宵の月よ
総ては万物の変化を遂げ
代わらぬものは無しと
我が耳に囁き給う
満ちては欠けゆく己の身を抱き
悲壮の涙を縷々と流す

東雲は遠からずや 宵闇に飲み下されても
貴方の背は幻と成るばかり


 今宵こそは脳天照らす黄金の月
 愛しい愛しい厭わしい貴方
 嗚呼、刃にも似た優しさに
 身を委ねてしまえたら
 常夜に繰り返される遊戯の数々
 真は何処と狂い逝く
 魔の乙の如く
 魔の乙の如く


紅い躯 彷徨う血涙
見つかりはせなんだか
地は音も立てず揺れ動き
天は渦巻き暗雲広げる
燦々たる森の淵
さあ宴を始めませうと
声は高々天を仰ぐ
眠りを取らぬ狂乱の彼は
我が身を切り裂きあそばされた

暁は目前に 光が己を穿っても
消し止めることなく消え失せよう


 今宵こそは胸中照らす白銀の星
 悪ろし悪ろし想わし貴方
 嗚呼、迷いにて舞う心
 身を委ねてしまえたら
 風を薙ぎて繰り返される惨劇の数々
 嘆きの傷に沈み逝く
 魔の乙の如く
 魔の乙の如く


行き交う者は忘れよう 意志を捨てるというならば
貴方の後を追い行こう 手を取り導くというならば
駒は置き去り 生糸は解れ 始まらんとする宴を想う

嗚呼、今宵の時は止まりはせぬか


 今宵こそは脳天照らす黄金の月
 愛しい愛しい厭わしい貴方
 嗚呼、刃にも似た優しさに
 身を委ねてしまえたら
 常夜に繰り返される遊戯の数々
 真は何処と狂い逝く
 魔の乙の如く
 魔の乙の如く

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公開日 2009/03/04
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コメント 病んでるなぁ・・・
いつものことだけど。
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