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ドロップアウト
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| 作詞 ж怜哉ж |
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“特別”じゃないことくらい
気付いているけれど…
アスファルトを歩く人々
同じ眼をして何処へ向かうの？
翼も持たず 羽ばたいたキミは
軋んだ歯車に押し潰された
似た者同士が集まる街に
冷たい風が吹く
ボクは間違えたステップで
先を目指す
蚊を殺すような罪を
ボクは背負って
泣き顔の昨日を捨てて
呼吸をする
ありふれた悲劇の果て
虹はやがて架かるだろう
能書きを垂れ流す
愚か者の轍(わだち)を歩いてく
正夢の今日が終わった
明日はどんな世界に居よう？
憧れ抱いて 栞を挟んで
愛されるだけの世界に逃げたい
蜜柑に滲んだ空が想い出
切なさが込み上げる
ボクは涙を隠して夜に溶けてく
旅客機を追い越しても
星に成れなくて
諦めて 視線逸らして
ドロップアウト
でこぼこの道を敢えて
選ぶ ボクはつむじ曲り
能書きをぶら提げた
哲学者の教えを聞き流そう
ボクの言葉に力はない
ただの音となって砕け散った
“特別”じゃないことくらい
気付いているけれど…
真面じゃないボクは捻くれたまま
キミに手向ける想いを探すよ
蚊を殺すような罪を
ボクは背負って
泣き顔の昨日を捨てて
呼吸をする
ありふれた生命の果て
残像も霞むけれど
記憶だけを辿って
今はキミも居ない道を歩いてく
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