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君が好きなわたしと、なんだか大人になった君
作詞 夜来香
大きなあくび1つ
「眠そうだね」って君は笑う
頬が少し熱くなって
そっぽ向いた
「こっち見ないでよ」

昔は小さかった君は
いつの間にかわたしの背をぬいて
まるで届かないところへ行ってしまったようで

あの日の弱気な君
「そばにいてね」って君は泣いた
なんだか少し嬉しくなって
頷いた
「しょうがないなぁ」

わたしがいなきゃだめな君は
いつの間にかわたしを追い越して
そして1人で何でもできるようになって

ばかだなぁ
やさしい君は泣いてるわたしを放っておかないだろう
何度も君と見る桜は
はじまりでもおわりでもないんだ
縮まらない距離がちょっと切なかった

小さなため息1つ
「どうしたの」って君がのぞく
どうしていいかわからなくって
はにかんだ
「大丈夫だよ」

うまく笑えてたかな
わたしどうしちゃったかな
君と話すだけでこんなにどきどきするんだ
君が他の誰かと話すだけで
こんなに胸が苦しいんだ

叶わない恋だと思いました
いつも君の前では強気でいたわたしですが
どうしても涙が止まらないのです

ばかだなぁ
やさしい君は泣いてるわたしを放っておかないだろう
それがとても辛いことだと
知らずに頭を撫でるんだろう
その手はとても温かいんだろう

やさしい君は泣いてるわたしを放っておかないだろう
何度も君と見る桜は
はじまりでもおわりでもないんだ
縮まらない距離がちょっと切なかった

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公開日 2013/11/11
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コメント 1人1人にいろんな恋のかたちがあって、誰かにとってはありきたりでも誰かにとっては大事な思い出で。これはそんなありきたりな幼馴染のおはなし。
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