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最期の一日の過ごし方
作詞 愛弓歌
ある日の0時01分頃
いつも通りみんな生きるその前で
「この世界は今日を最期に滅びるよ」
って最後の一日の幕を開くの

最愛の人がいるあの人は
終焉の目の前で笑ってさ
「最期でも一緒なら笑っていられるね」
って感じで、愛の深さを実感するの

戦地で憎み合う人達は
武器を捨て、握手して、ハグをして
「最期にこうして争ってはいられない」
って感じで、敵同士で笑ったりするの

 人間はなんだかんだ永遠を
 信じてしまう生き物だから
 今しかない「今」を見つけると
 はっとなって大切な何か思い出すんだ

死にたいなんて思ってる青年は
やり残したことやっとこうとして
「こんなにあったんだ。1日じゃ足りないよ」
って感じで生を切望するようになるの

食べ物が余っている人達は
飢えで足掻き苦しむ人達に
「最期くらいは美味しいもの食べろよ」
って感じで差別もなく宴を開くの

“うん、そろそろかな”

次の日の0時間01分頃
僕はみんな目を瞑るその前で
「実は全部ね、嘘だったんだよ」
ってちょっとおどけていってみるの

もちろん、みんな総ツッコミだよ
でもなんかみんな笑ってるんだ
国の境なんてもうそこにはない

“結局なんだかんだ明日が
繰り返し来るこの地球だけど
今滅びる「今」を悔いないように”
そしてそんなルールか何かできるんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2007/12/03
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コメント 「僕」はみんなに信じてもらえる存在という設定で。ほんとにこんなことしたらクーデターになるかもですね、はい。ちょっとストーリー物。是非読んでください。少し手直ししました。
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