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陽だまり日陰
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| 作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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ぼやけた記憶の声 そっと耳を澄ました
それを約束と呼ぶには 物足りなくて
今も僕は 錆びたフェンスの向こう側
君とは違うもの 網膜に閉じ込めた
振り返ることに怯えて ひらすら前に進んだって
気付けばまた同じ場所 この世界は球体だから
それでも涙が積もった何かを溶かしてくれるなら
誰かのいない風景も 少しは歩きやすいのかな
「平穏」 と名付けてみた 「孤独」 で朝につなぐ
毛布にくるまって 寒がりな心と添い寝した
「優しさ」 と名付けてみた 「傲慢」 で傷付けて
耳を塞ぎたくなるような 幸せが頭に響く
醜さも 愛しさも 僕も 君も 全て
今日も太陽は白々しく 世界を照らすよ
手が届きそうなくらい低い灰色の空
風が冷たくて マフラーに顔をうずめた
褪せたベンチ ぬるいコーヒー片手に
街路樹にからまる 想い出を数えてた
悲しいことが増え過ぎて 日陰に沿って歩いたって
気付けばまた陽は昇り 僕の頭上を見下げてる
どれだけ皮肉を垂れても 見栄えしない風景だから
どうせなら真っ直ぐに 嘘のないように生きてみるよ
「ガラクタ」 と名付けていた 「感情」 を拾い集め
忘れてた言葉を 僕なりに繋げていくから
「始まり」 と名付けてみた 「終わり」 を抱きしめて
目を瞑りたくなるような 光が僕のほうを向く
間違いも 正しさも 出会いや別れ 全て
今日も太陽は白々しく 世界を照らしてる
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