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ふたつぼし
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作詞 ヤマハ |
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いつか僕と君の手の間にもひとつ手をつなごう
そういったのに僕の横には
笑った顔が忘れられなくて
髪の匂いが脳に染み込んでいて
掴もうとしては空を切るんだ
もう遅いってつぶやく自分がやけに情けなくて
彦星様に会いにきたよと照れてる織姫様
いつか僕と君のふたつの影がみっつになるんだね
だけど今じゃひとつしかないんだよ
頬をふくらましてすねた顔
はしゃいでつまずくおどけた仕草
目を凝らしては前がぼやけた
大丈夫って自分に強く言い聞かせて
手を伸ばすのやめたらいいのに
わかってるはずなのに
それでも続けるこの手を誰か止めて
目を凝らしすぎて瞬きも忘れてた
だから前がぼやけたのかなぁ
いっそ眠ってしまえば楽なのに
いつかひとり増えてもあなたの手は私がつなぐの と
言った君の手は今じゃ誰がつないでる?
理由なんてもういらないから面倒だから
一年に一回じゃ足りないから
目の見える場所に 手の届く場所に
どうか戻して下さいと初めて願った七夕
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