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白雪
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作詞 NEO* |
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白い吐息 冬空の下
赤くなった手 指先は氷のようで
並んで歩いた君と僕
寒そうに凍えている君の手
そっとポケットの中で優しく手を繋いで
二人笑った
その時はまだ手を繋ぐことしかできなくて
でも、それだけで幸せだったんだ
綺麗過ぎる思い出は
雪よりも儚くて美しくて
だから、そっと心の奥に閉まっておこう
手を繋ぐことは 一瞬の幻
君は隣にいない
知りたくなかったのに知ってしまった真実に
僕は耳を塞いだ
あの日と同じ冬空の下
同じ道を歩いて 君はいないのに
フシギと待っていたんだ
其処に君がいるかもしれない
冷たい雪が生んだ一瞬の幸せを もう1回繰り返す事はできなくて
もう君の笑顔を見ることは 思い出の中だけ。
雪のように溶けていく君を 僕は何度見ることができるのだろう
瞳を開いて、現実を見るのが嫌だった
君のいない世界なんて なんの意味も無かった
雪と同じように想いは降り積もり
君はもういないと知っているのにまた歩く同じ道
淡い雪が降り止む事は無く
儚い君は僕の中でいつも笑っているんだ
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