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月光
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作詞 TENKU |
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柵の向こう 行けるのなら今だな
流れる黒い雲 風は逆風
風が強いな 雲が消えてしまうな
浮かび上がった大きな杉と 君の姿
月が照りつけている夜 同じ空の下で会おうぜ
青白い肌揺れる影 夜明けまでは一緒にいよう
戻ることなど最早出来ないな
周りの風景は明るすぎる
静かにそっと指を絡めたまま
息を殺して身を寄せあった 離れぬように
月が照りつけている今日 夜の底で愛し合おうぜ
枯れ葉の鳴る音も聴かず 互いの傷撫で合っていた
許されぬことと知りながら
抑え切れぬ感情の赴くままに
僕ら子供のように 闇を駆けて 柵を越えて
月の下で 夜が明けるまで
枯れ葉の音 見開いた君の目
月が僕らを暴く夜 眩し過ぎて目をつぶってた
同じ空の下にはもういれない 二度と愛し合えない
僕は光も届かない 闇の底に落とされた
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