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〜夏〜君と僕との思い出〜
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作詞 Steel |
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ひまわりは君の好きな花だったね
いつも高々と成長して
いつも太陽ばかり見つめてて
「まるでひまわりは太陽に恋をしているみたいだね」って
ひまわりを見るたびに君は言ってたね
夏は君の好きな季節だったね
暑い夏の日、木の多い公園の木陰で
君は大好きな読書をするのが夏の楽しみだって言ってたね
あと、
「自分の名前に「夏」という字が入っているから」とも言ってたね
「ありがとう」は君の大好きな言葉だったね
「『ありがとう』って言うのも気持ちいけど、
『ありがとう』って言われたらもっとうれしいじゃない」
そう言った後、君は僕に向かって
「アナタと出会えたことに私は神様にありがとうって言わなきゃ。」
そう言って君は大空へ向かって「ありがとう」って大きな声で言ったね
でも、
君の横顔はいつもどこか遠くを見ていて
君が僕のそばを離れてどこか遠くへ行ってしまいそうな
君の瞳が僕はちょっと苦手だった・・・
そして今、君はもう僕のそばにはいない
どこへ言ったんだろうと、僕は君を探した
夏の日差しを浴びながら君と行ったひまわり畑も
読書が好きな君が教えてくれた木陰も
僕に出会えたことに大空へ向けて「ありがとう」って言った大空の下も
どこにも君はいなくて
胸に不安が押し付けられて・・・
僕は気づいたんだ
君がもうこの世界にいないことに・・・
ひまわり畑や木陰、大空の下にも君はもういない
でも僕にはわかった
瞳をとじると君が僕のすぐそばにいる・・・
あの真夏の日差しの中、ひまわりの話をした君の声
あの真夏の日差しの中、木陰で読書をしたときの君の香り
あの真夏の日差しの中、ありがとうって君が言ったとき
僕の中に暖かな火がともされたこと
全部、全部僕は忘れない
君は僕の中にいる
夏の日差しの中 ひまわり畑をふと見ていた・・・
そこには一本だけ僕を見つめているひまわりがあった・・・
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