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苦しき成長
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作詞 四季の風 |
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未来の自分を想像したくなかった
ずっと子供のままでいたかった
この先の事を考える苦しみから
抜け出したかった
子供の時はなにも考えなくてよかった
ただ夢を見て大人になったら
その夢は叶うんだと信じてきた
子供の頃は現実を見ずに
夢ばかりを言ってた
成長するにつれて
その夢は無理なんだと
現実が教えてきた
その夢を叶うためには
それ相応の力がなければ
実現できないと教えてきた
子供の頃は親の背中が
大きくて優しくて力強く見えていた
今はそんな親の背中をフッと見たら
とても小さくて儚くて弱弱しく見えた
そんな親の背中を見て涙した
いつからこんな背中をしていたのか
そんな事を考えてしまうんだ
子供の頃は憧れた背中
今は悲しみが溢れる背中
成長するにつれて
もう親に守られないんだと
背中を見て理解してしまった
もう自分の事は自分で
守らなければなと理解した
成長するにつれて
この世界は汚く見えた
成長するにつれて
生きる事は苦しいんだと理解した
この世界に生きることが辛いんだと
今になって解ってしまった
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