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新撰組
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作詞 ちぃ |
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あなたの剣を振る姿
何人もの人を斬った姿
影で病に苦しんでいる姿
全てを含んだあなたを愛している
優しさに満ちあふれている人
毎日の日常では考えられない
あの目はあの姿勢はあの口は
誰もが恐れて後ずさる
もしもこの時代がこの時間が
移り変わり色褪せたとしても
もしもあなたの全てが
血の海で埋め尽くされたとしても
それでも私はあなたを愛している
毎日身を震わせて時間が経つのを待つ
この時代はいつになったら終わるのか
全ての民が笑顔ふるわせ暮らす日々
そんな幸せは本当に訪れるだろうか
嫌と言う程
あなたの帰りを待ちわびる人達がいる
私はその民よりも近くにいる身分でも
叶わない恋と言ってあなたは笑った
それでもあなたは
最後まで守ってやる
そう言って毎日剣を振り続ける
ふたりは想い続けるにも
この時代にうまれた宿命
愛し合う事のできない時代
ただただ紙に想いを乗せ飛ばす毎日
来世にふたりまた出逢ったら
次こそは一緒に夢を見よう
旅立つあなたを見送って
初めてもらった俳句を読み立ちすくんだ
運命とはなんと残酷なのだろう
愛し合うふたりさえ切り裂いて
私たちはなんて愚かなのだろう
全てを捨ててまで一緒になろうとしなかった
それでもあなたを愛しているのです
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