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空の君
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作詞 Gaea |
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雨上がり 雲が晴れていく 空には一筋の光
ふっと思い出したよ 君と一緒にいたときのこと
あのときも こんな空をふたりで見ていたよね
君はいつも 空ばかり見ていたね
僕がいるときも 僕より空の方を見ていた
恥ずかしくて 結局言わなかったけど
ホントはあの空に ヤキモチやいたりしたよ
君は空を指差しながら 僕に教えてくれた
「空の青色は 僕達を見守る人達の心の色」だと
「たくさんの人が 僕達を見守ってくれている」と
何だか君らしくなくて 笑っちゃったけど
ホントは寂しかった 君が消えてしまいそうな気がして
君は昔から 雨の日が嫌いだったよね
そんな日はふたりで てるてる坊主作ったよね
やっと雨が上がったときは 子供みたいに喜んで
雨上がりの空を いつまでも眺めたよね
君は空を見上げながら 僕にこう言った
「最近 空が前より近くなった気がするんだ」と
「今なら 空に向かって飛んでいけるかな」と
いつか一緒に行こうねと 約束したけど
そのとき悟ったんだ 君はもうすぐ旅立ってしまうと
サヨナラなんか嫌だと 泣いた夜もあった
だけどね 最後に見た君は とても幸せそうで
今頃は空の上で 世界中の人を見守っているんだと
いつまでも泣いているところ 君に見られたくないから
僕は頑張るよ だから君も僕を見ていてね
空を見上げると 君の笑顔を思い出す
僕は今ここにいるよ 元気でやっているよと
青空に向かって 大きく手を振った
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