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敵は己
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作詞 水無月あげは |
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スタ−トは誰も同じ地点からだった
それなのに今引き離されて不安になる
誰の声も聞こえず自分の鼓動だけが響く
頭の中に不意によぎる想いが
焦らせて足取りが重くなる
眩しい日差しが痛い 暑さは力を奪っていって
目がくらんで躓きそうになる身体を必死で起こす
苦しい 逃げたいって気持ちがこの心蝕むけど
負けない 負けられない この自分だけには
追い越してまた追い越されていく
敵はもう前をいく奴らじゃなくて
心の中にいる弱気な自分だと気付く
叫びたい 切り裂きたい 心に残る
棄てきれない弱音 諦めを
目の前の光はやけに遠く時々泣きたくなる
指先に触れては離れていく栄光を掴みたい
焦るほどまえに進めない歯がゆさは
まとわりついて離れてはくれない
悔しさも強がりも生きるための糧にして
歩いていきたい 光捕らえて走りたい
何処までも続きそうな苦しみの
果てに確かにゴ−ルは在るのか?
全てときはなって空を飛びたい
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