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トランキライザー
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| 作詞 クラムボン |
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あなたの言葉をたしかめたかっただけなのに...
外は昨夜からの大雨で
テレビではニコリともしないキャスターが不法を告げる
「小学6年の女生徒がクラスメイトの女生徒を刺し殺し･･･」
アタシには関係無い事だと上の空で
ため息をついた後で窓の外を眺めるのです
「あの日もこんな大雨の日だった･･･」と･･･
あなたの髪の毛一本一本もその睫でさえも
全てが愛しく思えてなりません
この胸の圧迫感はアタシを快楽へと連れさらって
もぅこの思考回路もプツリだわ
はやくあなたと一体になりたいだけなのです
昨夜からの大雨は降りやまず
全ての音が雨にかき消されてしまうこの部屋で一人
なにをするわけでもなくただただまどのそとをながめながら･･･
あなたが雨の中言った言葉を思い出し
大量の睡眠薬を真っ白いお皿に盛りました
「お前が死んだら･･･俺も後を追ってやるから･･･」
あなたが好きなベースもシドも手錠も煙草も
全てが愛しく思えてなりません
あなたが触れたものは全て欲しくて妬ましくて
もぅこの呼吸器官もダウンだわ
はやくあなたに触れてもらいたいのです
あなたはアタシだけを見て触ってもっと欲しがって
そして満たされていれば良いのです
アタシ以外のものは見ないで触れないで欲しがらないで
アタシを救えるのはあなただけだから
はやくアタシを追ってきてください
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