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きみの特攻服
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作詞 岡本大毅 |
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目の前に哀しみが広がったって
君の強気な精神で巻き返せ
髪の毛をむしられたように
最近 抜け毛が増えてきた
俺の思考回路を乱す誰かに苛立ち感じて
ほら穴から顔をだして
手持ち爆弾に怯えながら
一歩二歩・・・と力のない足音で歩き出す
ため息ばかり出る街並みに
呆れかえって自分を見失う
特攻服に身を包み込んだような
縛り具合で少しキツめの
黒帯をいつか締めてやるぞ
「優しい」と定番の保母さん
と言われ続け早10年が経ち
子供の世話をするのが得意らしい
怪しげなビルで買ったの?
廊下に転がった君が夜に使うモノ
信用してた僕は我を見失うな
少しずつ解かりはじめてきた
自分の地位の悪さを思う
縄で縛られたような自分が脳裏をよぎると
時間と共に失ってゆくだろう
喪失感が僕の大半をしめてゆくよ
特攻服を着た君が夢の中で映る
心臓を抑えながら寝たのかな
君が乱れてゆく 剥いでゆく
早く覚めないかな
ため息ばかり出る街並みは
時の経過の真実を物語る
君が着ていた特攻服に身を包み込んで
甘い香りを体に染み付ける
締まりがキツい黒帯をいつか締めたい
君の特攻服にね黒帯を
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