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砂の上の海月
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作詞 蒼 |
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白い砂が一面に広がり
風はなく雨はなく
砂をつかめばさらさらと
指の間から落ちていくその様子は
まるで私の心のように
私は弱かった
陸の上で
ちゃんと生きてゆけるのに
時代の流れに飲み込まれ
自分を失いそうだった
あなたは強かった
砂の上で
ほんとは死んでしまうのに
生きようと必死で
自分をちゃんともっていた
砂の上の海月は
私よりも何倍も強くて
陸の上の私は
あなたよりも何百倍も弱くて
私は生きてる事が辛いのに
あなたはまず生きようとしてる事がすごいと思った
私は神様に願ってばかりだったのに
あなたは自分で努力してて
その姿が夢を追いかけてた
あのころの私みたいで
砂の上の海月は
私よりも何倍も強くて
陸の上の私は
あなたよりも何百倍も弱くて
でも私も
あなたみたいに強くなれるようにがんばります
神様に願う前に
自分で何とかできるようになるために
白い砂が一面に広がり
風はなく雨はなく
今そこに
一陣の風が吹く、その様子は
まるで私の心のように
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