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今から死のうとしている君へ
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作詞 クラムボン |
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「あたしには生きてる意味がないの」と言った
学校の屋上 緑のフェンス
風は吹いて いつもより空が近い
「貴方には関係ないでしょ」と言った
フェンスに上って こっち向いて笑う
あぶないよ はやくおりなよ
「あたしが消えても誰も悲しまない」なんて
君が消えたら 僕が悲しむのに…
今から死のうとしている君へ
僕は頭悪いし“辛い”とかよくわかんないんだけど
一日中僕の面白い失敗談を聞かせてあげるから
今から死のうとしている君へ
僕は子供だし“周り”とか全然気にして無いんだけど
君の事は気になるしずっと見ていてあげるから
だからどうか 僕のそばにいて
「生きてる意味なんて僕にもないよ」と言った
真っ赤な空 静かな学校
君は悲しそうで なのに笑ってて
「関係ないなんていわないでよ」と言った
フェンスに上って 一緒に下見た
神様になったみたい 皆がちっちゃい
「君が消えたら僕が悲しむのに…」なんて
消えそうな位 ちっちゃい声で
君は笑って「やっぱりやめた」
今から死のうとしていた君へ
僕は頼りないし“君”の全部を受け止められないけど
嫌な事あったら何時間でも話を聞くから
今から死のうとしていた君へ
僕は強くないし“喧嘩”とかした事無いんだけど
君を悪く言う人がいたらぶん殴ってやるから
だからどうか ずっと僕のそばにいて
今から死のうとしている誰かへ
僕はこんなだし全ての人を救えるわけないけど
人が死ぬのは悲しいし そしたらやっぱり泣いちゃうから
だから 僕のわがままかもしれないけど
どうか今を 生きぬいて
今から死のうとしている誰かへ
何度も“死にたい”て思うかもしれないけど
そしたら僕の事思い出して ちょっとでも力になりたいから
だから 僕のわがままかもしれないけど
逃げてもいいから 生きぬいて
今から死のうとしている誰かへ
今から死のうとしている誰かへ
今から死のうとしている君へ
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