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cry for the moon
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| 作詞 AYM(石丸歩) |
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水面に映(ﾊ)ゆる下弦の月
願えど叶わぬ夢見草(ﾕﾒﾐｸﾞｻ)
違(ﾀｶﾞ)える心に身を灯し
誰(ﾀ)がために何を想うのか
夜空に手を広げ星を掴み
淡い陽に身を寄せて語り継ぐ
去りぬ時の瀬は夢現(ﾕﾒｳﾂﾂ)
見えぬ若人(ﾜｺｳﾄﾞ)は無い物ねだり
草木も静まる枯薄(ｶﾚｽｽｷ)
廃(ｽﾀ)れた世界 心が乾く
舞い降りる雪の華の様
汚(ｹｶﾞ)れた雫が流れゆく
雪の静寂に耳を澄まし
閉ざされた風歌(ｶｾﾞｳﾀ)を聴きながら
遠い楽園目指し歩きだす
やがては消え行く鐘の響く音(ﾈ)
笑う声が消え行く刻(ﾄｷ)
紅く染まりし我が大地
闇の訪れ 悲痛の夜
求め彷徨いやがては行き着く
揺れる灯火(ﾄﾓｼﾋﾞ)に空蝉(ｳﾂｾﾐ)の躙(ﾘﾝ)
己の心亡くし身を焦がす
救い無きこの世に別れ告げ
永久(ﾄﾜ)に葬れど(ﾈﾑﾚﾄﾞ)月ぞ照らせり
いつか月が欲しいと願う
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